タワーマンションで高齢夫婦が血を流した状態で発見 夫は死亡 妻は重体 警察が「殺人事件」で捜査本部設置 犯人は逃走中 通学路で警戒 滋賀県警

滋賀県大津市のタワーマンションで、高齢の夫婦が血を流した状態で見つかり、夫は死亡、妻が意識不明の重体だ。

警察は殺人などの疑いで捜査本部を設置した。

警察などによると、25日正午ごろ、滋賀県大津市皇子が丘のタワーマンションで「女性が血を流して倒れている」と管理人の男性から警察に通報があった。

警察官が駆け付けると、11階のエレベーターホールで、このマンションに住む74歳の女性がうつぶせの状態で血を流して倒れていて、病院に運ばれた。

女性は、搬送時、意識はあったが、その後、意識不明の重体だという。

また、女性の頭などには複数の傷があった。

さらに、同じ階にある女性の部屋には夫である岩崎安三さん（78）がうつ伏せで血を流した状態で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。

安三さんの頭などに複数の傷があったという。

部屋には鍵がかかっていた。

安三さんの司法解剖なども行われていて、警察は詳しい死因なども調べている。

警察は、現場や安三さんの遺体の状況などから、何者かにより安三さんを殺害、妻を殺害しようとしたと断定し、殺人事件として捜査員約90人態勢で捜査本部を設置した。

犯人は現在も逃走中で、通学路では警察が警戒を行っている。

参照元∶Yahoo!ニュース