「家賃レベル…」電気代高騰に悲鳴 月12万円超の家庭も

電気代をイメージした写真

物価高が家庭を直撃するなか、電気代高騰が追い打ちとなり悲鳴が上がっている。

番組は1カ月の電気代が10万円を超える家庭を取材した。

列島に寒波が居座り続け23日で1週間。

厳しい寒さ、気になるのは「電気代」だ。

埼玉県八潮市で、オール電化の一戸建てに6人で暮らすご家族に聞いてみると…。

埼玉・八潮市で6人暮らし「初めて、これはちょっと家賃レベルの金額なので詐欺かなと思った」

去年1月の電気代は8万2875円だったが、今年は12万7248円。

およそ1.5倍も高くなっていた。

埼玉・八潮市で6人暮らし「(電気代は)毎年12月1月2月がすごいので、次来たら15万円ぐらいいっているのではと思って」

来月届く電気代を10万円以下に抑えようと家族と協力して節電に取り組んでいる。

埼玉・八潮市で6人暮らし「最大限まで電気を暗くして子どもがいない日中は過ごしています」

電気代に苦しむのは、雪国ももちろん同じだ。

北海道の日本海側、後志地方、オール電化の一戸建てに暮らすご家族は…。

北海道・後志地方で3人暮らし「今年の1月分で12万3158円。うっかりしていたと思ってびっくりした。しまったという感じ」

去年1月の金額は9万6175円。

1年で2万6000円以上高くなった。

コンセントを小まめに抜くなど節電しているが、それでも電気代が高くなった場合、ある決断に踏み切るという。

北海道・後志地方で3人暮らし「(電気代が高くなったら)家の設備そのものを変えるつもり。ちょっとの節電で追いつく量ではないので」

「(Q.オール電化を?)やめて、暖房設備を取り換えるということ」

政府は現在、電気の使用分を1キロワットアワーあたり2.5円補助しているが、3月からは1.3円とほぼ半額になる。

そのため来月分の電気代は値上がりする見通しだ。

参照元∶Yahoo!ニュース