呼吸器感染症のローマ教皇 「複雑な病状」 バチカンが経過発表

ローマ教皇庁(バチカン)は17日、気管支炎の治療で入院中のフランシスコ教皇(88)について、呼吸器の感染症の検査の結果、治療法の変更が必要になったと発表した。
バチカンは「適切な入院が必要」としており、当初は数日と想定されていた教皇の入院が長引く可能性がある。
バチカンの17日の声明によると、同日までに実施された検査でフランシスコ教皇が「多菌性の感染症」にかかっていることが判明し、治療法の変更が必要になったという。
バチカンは教皇の健康状態について「これまでに実施されたすべての検査は、適切な入院が必要となる複雑な病状を示している」と説明している。
教皇は14日に気管支炎の悪化でローマ市内の病院に入院。
検査で呼吸器の感染症が判明したことから、投薬治療を受けていた。
バチカンは同日の発表で、教皇に軽い発熱の症状があることを明かした上で、経過は良好だとしていた。
参照元∶Yahoo!ニュース