オリオールズ春季キャンプに菅野智之の姿なし「ビザの関係。まだ東京にいる」とGM説明

巨人からFAでオリオールズに移籍した菅野智之投手(35)のキャンプインが、就労ビザ発給の遅れにより、遅延することが明らかになった。
バッテリー組の集合日となった13日(日本時間14日)、フロリダ州サラソタのキャンプ施設に続々と投手、捕手が現れたが、クラブハウスがメディアに公開された時間帯に、菅野の姿はなかった。
球団のエライアスGMはメディアに対応し「菅野はノンメディカルな理由でここにいない。ビザの関係だ。まだ東京にいて、24時間内に出発する見込み。週末に合流できるだろう」と説明した。
ロッカーの位置は、投手陣が並ぶ列のほぼ中央。
左に前カージナルスのキトレッジ、右に招待選手のウェブ。
番号「19」の白とオレンジのユニホーム、及び黒い練習着が準備されていたが、私物はなかった。
就労ビザ発給の遅れは過去にも例がある。
昨年、メッツと契約した藤浪晋太郎投手の場合は、ビザを待ちながら、米国のキャンプ地で待機。
チームの全体練習には参加せず、“自主トレ”扱いで調整し、3月に一時帰国し、ビザを取得して再合流した。
阪神から、ポスティング制度でフィリーズとマイナー契約を結んだ青柳晃洋投手も同様の理由で、前日の集合日に間に合わなかったが、この日、米国入り。
今週末にチーム合流が予定されている。
昨オフ、FAでメジャー移籍を目指した菅野は12月16日に、オリオールズと年俸1500万ドル(約20億円)で契約。
新天地でプロ13年目のキャンプインを迎えるはずだった。
参照元∶Yahoo!ニュース