アルゼンチンがWHO脱退へ、「深い相違」と説明 米に追随

アルゼンチンの国旗を撮影した写真

アルゼンチン大統領報道官は5日、世界保健機関(WHO)から脱退すると表明した。

トランプ米政権のWHO脱退に追随する動きとなる。

報道官によると、ミレイ大統領は新型コロナウイルスなどへの対応を巡る見解の「深い相違」や、WHOの「政治的影響からの独立性の欠如」を理由に脱退を決定したという。

トランプ大統領は1月の就任初日、WHO脱退に向けた大統領令に署名。

WHOはパンデミック(世界的大流行)など国際的な健康危機への対応を誤ったと述べたほか、「加盟国の不適切な政治的影響」から独立した行動ができず、中国など他の大国が提供する金額とは不釣り合いの「不当に負担の大きい支払い」を米国に要求していると主張した。

参照元∶REUTERS(ロイター)