具材たっぷり「豚汁」が人気 専門店も続々オープン、とんかつチェーンの爆盛豚汁「想像の3倍でかい」

寒い日にぴったり。
体の芯から温まる“豚汁”。
いま、そんな豚汁の専門店が続々オープンしている。
2017年に1号店がオープンした豚汁定食専門店「ごちとん」は、2024年11月に池袋西口店、2025年1月には目黒店がオープンし、お客さんが続々とやってきているそうだ。
売り上げ・客数ともに2019年に比べると1.5倍増えているという。
大きなスペアリブが入った、炙りスペアリブ豚汁定食(1166円)や、ラーメンのような見た目の味噌バターコーン豚汁定食(1056円)といった豚汁がいただける。
家で食べる豚汁とは全然違うものが食べられるという。
どうしてこんなに専門店が増えているのだろうか?
ホットペッパーグルメ外食総研の田中直樹所長によると「豚汁は入れる具材や味噌の種類などバリエーションが豊富で、家庭料理や他店との差別化が容易ということもあり、専門店が増加している」という。
たくさんの具材をカット・炒めるなどの手間を省け、価格高騰が続く野菜をたくさん買わなくてすむというところも人気の理由だ。
また、「セブン-イレブン」の豚汁の売り上げが好調だ。
実は全国に12種類の豚汁がある。
東北は会津味噌、関東は合わせ味噌、山梨・長野は信州味噌、愛知・岐阜・三重は赤味噌、鳥取・島根・岡山・四国は白味噌、九州は九州味噌(ゆずこしょう付き)など様々な種類がある。
元競泳日本代表 松田丈志さん:私は自宅にゆずこしょうを常備しています。赤い唐辛子ベースと青い青唐辛子ベースの2種類あるので、その日の気分で味を変えて食べます。
良原キャスター:北海道や九州など「ぶたじる」と呼ぶところもある。
味噌のほかに具材も違うという。
ホランキャスター:冷蔵庫に残っている野菜を入れても、受け止めてくれるのが豚汁だと思います。
松田丈志さん:何でも入れられるので、栄養素的にも最強です。野菜、肉のほかに芋を入れれば炭水化物も摂ることができます。一皿で様々な栄養を摂れるので、かなり良いと思います。
良原キャスター:今、SNSで話題の豚汁を紹介します。
スイーツなど約30種類以上のバイキングが楽しめるお店「スイーツパラダイス」では、塩むすびと豚汁の食べ放題(平日1690円〜)が行われていた。
甘いものを食べるとしょっぱいものが、そのあとは甘いものがまた食べたくなるという“無限ループ”を楽しめる。
ランチ時にはサラリーマンも来店したりと大変人気だった。
2024年末に終了したが、好評だったので3月1日から復活予定だ。
良原キャスター:続いて、「かつや」では、カツ丼のサイドメニューに豚汁がついているが、カツ丼と同じ大きさだ。
豚肉の端切れではない「カシラ」を使用しています。具材も10年前にリニューアルし、1.5倍になっており大変好評だそうだ。
参照元∶Yahoo!ニュース