SNSで共感相次ぐ 《風呂キャンセル界隈》って何? 入浴“できない”の声多数、あなたは共感できますか?
X(旧ツイッター)で2024年4月30日(火)昼現在、「風呂キャンセル界隈(かいわい)」というワードがトレンド入りしている。
風呂をキャンセルする、つまり入浴しない(できない)ことが日常的に発生する人たちを表す表現だ。
あるユーザーが、「お風呂に入るの嫌すぎ」という書き出しで、入浴したくないときに使えるドライシャンプー商品を紹介する投稿が発端になり、それに対する引用リポストで別のユーザーが用いたワードが「風呂キャンセル界隈」。
語感の良さ、共感者の多さなどからたちまちトレンド入りした。
「分かる。お風呂なかなか倒せない(※クリアーできない)よね」「1日で一番疲れてる夜にめっちゃ体力消費の激しい風呂は重労働」「お風呂に入ることに成功しても、出るのが面倒になって2時間湯船にいる」「まだ明るい時間に入ると比較的つらくないよ!」など、風呂に入らなくても済むライフハックを情報共有するなど、ユーザー間での盛り上がりを見せている。
中でも多く見られるのが、メンタルの不調が重い場合、うつ病などを抱えている場合の入浴がいかに困難かを主張する声だ。
「お風呂が嫌いなわけでも、清潔でいたくないわけでもないことを分かってほしい……」といった切実な投稿が相次いでいる。
また、「本当につらくてお風呂にも入れないときに役立つ情報が回ってくるX本当にありがたい」と感謝を示す投稿も。
家具販売などを行うホンダ(群馬県桐生市)が2024年1月、全国の男女700人を対象に行ったアンケート調査によると、「お風呂に入らずベッドで寝ることがあるか」という問いに対し「ある」と答えたのは40.3%、「あまりない」は32.6%。「ない」は27.1%にとどまった。
風呂に入らず寝る理由は「疲れている」が最も多く28.7%、次いで「体調が悪い」20.2%、「面倒くさい」18.2%と続いた。
参照元∶Yahoo!ニュース