サムスン、新型スマホ「ギャラクシーS25」を発表 AIエージェント機能を搭載

新製品の販売を発表しているメーカー

韓国サムスン電子は22日、主力スマートフォン「ギャラクシー」の新型モデル「S25」を発表した。

AI(人工知能)が複数のアプリを同時に操作して業務をこなす「AIエージェント」機能を新たに搭載した。

31日から予約を受け付け、2月14日に発売する。

「S25」は画面サイズ6.2インチで、税込み12万9000円から。

上位機種の「S25ウルトラ」は6.9インチで、19万9800円から。

S25の最大の特徴となるAIエージェント機能では、例えば「飛行機の便を調べて友達に伝えて」と指示すれば、AIが飛行機の便をインターネットで調べてリストにまとめ、友人にメールで送信するといった作業を自動で行う。

利用者が逐一指示する必要はない。

他にも、冷蔵庫を開けて写真を撮影し、「この中にある食材でつくれるレシピを教えて」と指示すると、AIが複数のアプリを操作して回答をまとめてくれる。

S25には、グーグルの生成AI「ジェミニ」と、サムスンが独自開発したAIの両方が搭載されている。

英語だけでなく、日本語での音声入力にも対応する。

AIエージェント機能は定型的な事務作業の負担軽減になるとして、企業を中心に普及が進みつつある。

AIエージェント機能を搭載したスマホはまだ少ないとみられるが、今後スマホの主力機能となる可能性がある。

サムスンが昨年発売した前モデルの「S24」は12万4700円から、「S24ウルトラ」は18万9700円からだった。

高機能化に伴い、3~5%の値上げとなった。

参照元:Yahoo!ニュース