日米外相が会談 トランプ政権下での日米同盟強化を確認 米国への投資の不安払拭を要請

アメリカの国旗を撮影した写真

アメリカを訪問中の岩屋外相は日本時間22日朝、トランプ新政権で就任したばかりのルビオ国務長官と、日米外相会談を行った。

約30分間の会談で、両者は経済や地域情勢など幅広い分野について意見交換し、「日米同盟を新たな高みに引き上げていく」「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて緊密に協力していく」との方針で一致した。

会談で岩屋外相は、ルビオ長官の就任に祝意を伝え、日本は防衛費を増額するなど防衛の努力を行っていることを説明した。

さらに経済分野について、日本がアメリカへの最大の投資国企業であることや、経済安全保障を含む日米経済関係の重要性を伝え、日本から米国への投資についての不安や懸念を払拭する努力を求めた。

これに先だって岩屋外相は、日米にオーストラリアとインドを加えた4カ国会合=クアッド外相会談にも出席し、「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、米国や他の同志国との重層的な協力を推進して、特別な戦略的パートナーシップのさらなる進化に取り組むこと」を確認した。

参照元∶Yahoo!ニュース