美祢市の道の駅おふく レジオネラ属菌検出もそのまま営業 保健所への届け出行わず・山口県

露天風呂をイメージした画像

山口県美祢市の道の駅おふくの「於福温泉」で、おととし(2023年)10月に基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されていたにもかかわらず、保健所に届け出ず1年2ヶ月以上にわたって営業を続けていたことが分かった。

美祢市商工労働課によると、道の駅おふくの「於福温泉」でおととし10月下旬に行われた水質検査で基準値のおよそ2倍のレジオネラ属菌が検出された。

その後、11月と12月に同様の検査が行われましたが、12月の3回目の検査では検出されなかったとしている。

市では去年1月に指定管理者である会社から報告を受けていたが、その際、「検査結果は手違いの可能性が高い」との説明を受けたため営業は続けられていた。

しかし、今月に入り検査結果を把握した保健所から指摘を受け10日から休業している。

「施設の点検・メンテナンスのため今月10日より当面の間、休業するとの貼り紙を出していますが、理由については説明がないままだった。

市によると、来週にも浴槽や貯水槽などの消毒を行い、営業再開については検査を経て検討するとしている。

これまでのところ健康被害などは確認されていないという。

美祢市の篠田洋司市長:「大変なご心配とご迷惑をおかけしていますことを深くお詫び申し上げます。市および道の駅おふくへの信頼を損なうこととなり、大変申し訳ございませんでした」などとコメントしている。

参照元:Yahoo!ニュース