第一生命が代理店出向縮小へ 社長「情報保護おろそか」

第一生命の本社のビルの外観を撮影した画像

第一生命保険の隅野俊亮社長(55)は5日までに共同通信のインタビューに応じ、保険代理店への出向を縮小させる方針を表明した。

代理店に出向した社員が競合他社の情報を不正に取得し、自社側に漏えいした問題を受けた措置。

厳しい競争の中で「個人情報保護に対する感度がおろそかになっていた」と述べた。

代理店への出向社員は2023年度末時点で165人。

生保各社の商品を扱う代理店のビジネスは、顧客の奪い合いが激しい。

代理店への出向は営業の強化が目的で、規模感は「再考の余地がある」との認識を示した。

見直しは25年度から本格化させる。

参照元∶Yahoo!ニュース