来年のディールメーキングは10年平均超えも ゴールドマンCEO

アメリカの国旗を撮影した画像

米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は10日、来年は株式や合併、買収のディールメーキングが10年平均を超えることもあり得るとの見方を示した。

ニューヨークで開催された「ロイターネクスト」会議でのインタビューでの発言。

ソロモン氏はディールメーキングの見通しについて、「来年は間違いなく10年平均に達すると思う。10年平均を超えることさえあるかもしれない」と述べた。

米大統領選でのトランプ氏の勝利後、金融関係者はディールに対して強気になっており、一部には主要政府機関のトップに市場寄りの人材が起用され、規制緩和が進むとの見方がある。

一方、新政権の経済政策を判断するのは時期尚早との声もある。

ソロモン氏は「私は次期政権が非常に成長志向の強い政策を進めると楽観している。(政権発足後)最初の100日間で貿易や移民、エネルギー、税制などの政策がどのように組み合わさるのか、そのバランスの見通しが明らかになるだろう」と述べた。

参照元∶REUTERS(ロイター)