12月25日に再選後初めて斎藤知事への証人尋問実施へ 百条委員会の理事会で出頭要請を協議

兵庫 現状の外観を撮影した画像

兵庫県の斎藤元彦知事の“パワハラ”などの疑惑を調査する県議会の百条委員会が、12月25日に予定されている証人尋問に、斎藤知事の出頭を求める方針であることが分かった。

百条委員会の理事会は、9日午後4時から非公開で行われ、後の証人尋問のスケジュールなどについて話し合われたという。

関係者によると、12月25日には証人尋問が予定されているが、理事会では、証人尋問に斎藤知事の出頭を求める方針が示されたという。

理事会で話し合われた内容は、11日に予定されている百条委員会で正式に承認される見通しだ。

斎藤知事の証人尋問をめぐっては、11月17日の知事選で斎藤知事が再選後、11月25日の証人尋問に出頭を要請したが、斎藤知事は東京で行われる全国知事会に出席するため、欠席となった。

12月25日に斎藤知事が出頭すれば、再選後初めての証人尋問となる。

理事会の終了後、百条委員会の奥谷謙一委員長は、証人尋問の予定者については「11日の委員会までは明かせない」とした上で、「25日の尋問は総括という位置づけになる。(これまでに)いろいろな方に話を聞いてきたので、事実関係が見えてきた部分もあるが、我々の中でも確認できてないこともあるのでしっかりと解明できるように準備していきたい」と語った。

また、調査報告のとりまとめについて、「2月の議会の開会には間に合わせたいが、委員の中でも様々な意見があり、時間がかかると思っている」との見解を示した。

参照元:Yahoo!ニュース