妊娠中に飲んではいけない・注意すべき薬とは？

今年12月に、妊娠中または妊娠している可能性のある女性に対して処方が禁じられている新型コロナウイルスの飲み薬について、薬を飲んだ後に妊娠が発覚したケースが70件以上あったことが厚生労働省から公表された。

妊娠中に飲んではいけない・注意すべき薬は、実は種類が結構多いのですが、なかなか網羅して書かれている資料がない。

なお、産婦人科の診療ガイドラインでは、以下のような薬が「注意すべき薬」に挙げられています。（ごく一部のみ記載している）

・バルプロ酸ナトリウム（抗てんかん剤・片頭痛治療剤）

・チアマゾール（抗甲状腺剤）

・ビタミンA（大量の場合）

・非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）（消炎鎮痛剤）

・ファビピラビル（抗インフルエンザウイルス薬）

妊娠中は、基本的に自己判断で薬を使うのではなく、主治医や薬剤師に相談してから使うようにしよう。

妊娠時期によっても注意すべき薬が変わってくるし、治療のために必要な薬の場合には注意しながらでも使用を継続することがある。

寒い季節では感冒やインフルエンザが流行するし、痛み止めや花粉症の薬も使いたいシーンは少なくないと思う。

妊娠中の皆さんが少しでも快適な生活を送れるよう願っている。

参照元：Yahoo!ニュース