マー君が事実と異なる報道への法的措置検討 移籍交渉「特に言えることない」も古巣と再契約可能性は否定
楽天から自由契約となった田中将大投手が8日、事実と異なる報道や誹謗(ひぼう)中傷が増えているとして、法的措置を検討していることを明かした。
昨年11月、安楽智大投手によるパワハラ問題が楽天で発覚した。
球団は全選手、監督、コーチ、スタッフら計137人にアンケートを実施して調査。
森井誠之球団社長は安楽については事前の報道通りの事象が事実と判明したとして自由契約とした一方、「安楽選手以外、他の選手の事象は出てきていない」と発表し、「憶測による記事、それに対するコメントはぜひともお控え願いたい」と話していた。
「最近拍車をかけて自分も一緒になって加担していたとか、そういう記事も出てきた。これまでは無視してきたけど、全然事実じゃないこと、黙っていればそれが事実として扱われるという状況になっていると思う。弁護士先生の方々に相談して、それなりの手段をとろうと思っています」
一部のネット原稿などで、当時のパワハラ問題への田中将の関与を指摘する報道が散見され、事実無根の内容も多いという。
SNSやネット原稿へのコメント投稿などで、いわれのない誹謗(ひぼう)中傷も少なくない。
この日は都内で中学3年生の6投手に密着指導する「マー君ラボ」の第3回を実施した。
2日に自由契約選手とされ公示されたが、来季所属先についての進捗は「特に言えることはないですね。とにかく自分のレベルアップのため、引き続きしっかりトレーニングしていく。ボールを投げることを続けていく。自分でできるのはそういうところだと思うので」と話した。
楽天と再契約する可能性は残されているのか問われると「それがあるならこういうことになっていない。悩んで悩んで、考えて考えて出した答えなので。そこはないと思いますけど」と答えた。
参照元∶Yahoo!ニュース