ドジャースのロバーツ監督「那覇に戻ってWSがやっと終わった気持ち」 出身地の那覇市が特別栄誉賞 市役所は祝福の人だかり

那覇市の外観を撮影した写真

那覇市は5日、米大リーグで今季のワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)=那覇市生まれ=に対し、チームを世界一に導いた功績をたたえて市特別栄誉賞を贈った。

市議会議場で贈呈式があり、知念覚市長がロバーツ氏に表彰状を手渡した。

ロバーツ氏は同日午前11時半頃に市役所に到着。

1階ロビーは市民や職員などたくさんの市民であふれ、大きな拍手で迎えられた。

表彰を受け「私の母は沖縄で生まれ、私も那覇市で生まれた。私には沖縄の血が流れており、誇りを持っている。沖縄を愛する気持ちや尊敬の気持ちを仕事にも生かしている」と感謝した。

ワールドシリーズ制覇については「大変なチャレンジでもあった。私にとっては那覇に戻って、皆さんにお会いすることでワールドシリーズのツアーがやっと終わったという気持ちになり、うれしく思っている」と話した。

ロバーツ氏は那覇市出身の母とアフリカ系米国人の父の間に誕生した。

1999年にインディアンスでメジャーデビューし、ドジャースでもプレー。

通算243盗塁の俊足の外野手として活躍した。

ドジャース監督には2016年に就任した。

参照元∶Yahoo!ニュース