“ガリもちっ”“しゃりもに”食感にハマる人続出…広がる「グミ」の新しい世界

グミの写真

大手菓子メーカーが、ガムから撤退し「全力投球している」と話すのがグミ。

サプリ感覚のものから、“不思議食感”を楽しむものまで、人気商品が続々誕生している。

「絵本の名シーンを再現できる」と大バズり20代女性:「Xでバズってて気になって買った」

高2女子:「絵本のやつをグミで実現してみようみたいな」

今話題になっているのが、10月に発売された「スイミーグミ」(213円/ファミリーマート先行発売)。

教科書にも載る人気絵本「スイミー」の世界を楽しめるグミで、アップル味の赤い魚型グミの中に、“1匹だけ”黒いコーラ味が入っている。

これが、絵本の中の名シーン「大きな魚のフリ」が再現できると大バズり。

発売からわずか2週間で売り切れになった。(※11月現在で商品の発売は終了)

年々拡大するグミの市場規模。

2021年にはガムの市場を抜き、菓子メーカーの『明治』も、2023年3月にガムから撤退。

いま特に力を入れているのが、“健康に配慮したグミ”だという。

今や各メーカーから“サプリ感覚“のグミも多数販売され、鉄分やビタミンCが摂れるグミや、内臓脂肪を減らす効果のあるHMPAが入ったモノも。

明治では、「キシリッシュ」でおなじみの“キシリトール入り”のグミを開発しています。

そして、最近増えているのが“食感を擬音化した”グミ。

例えば、「しゃりinグミ」(カバヤ食品・173円)は、見た目はツルっとしているのに、噛んだ瞬間にグミの中から“しゃり粒”が現れ「食感が新しい」(高2女子)と人気。

「キラふわグミ グレープ味」(ノーベル製菓)は、ふわふわグミを、キラキラした細かいザラメでコーティングした“ふわシャリ”食感がウリ。

さらに、「もに、もにって感じ(笑)」(20代女性)と話題になっているのが、「しゃりもにグミ」(ブルボン・140円)。

やわらかいけど噛み応えのあるグミに、しゃりっとパウダーがまぶされ、名前通りの“しゃりもに”食感がウケている。

続いて、「コーティングのところが美味しい」(高1女子)、「周りがバリッ、ガリッと」(30代女性)と推す声が多かったのが、固いハード食感のグミを、鎧のように硬い飴でコーティングした「忍者めし鉄の鎧 グレープ味」(UHA味覚糖・171円)。

THE TIME,マーケティング部 白木莉花部員:「硬っ、めっちゃ硬い。中の弾力感のあるモチモチと合わさって不思議な面白い感触です」

“グミ×飴”が作りだす新感覚食感が話題となり、2023年12月の発売から売り切れが続出。

増産しても、毎回1週間ほどでなくなる人気ぶりだ。

他にも、“グミ×チョコレート”の「セブンプレミアム チョコっとグミ」(セブン-イレブン・108円)はシャインマスカットとあまおう苺の2つの味を展開。(※一部店舗により扱いが異なります)

また、“グミ×マシュマロ”の「あの日見惚れた雲グミ」(カンロ・184円)は、グミなのに“ふわもち”のマシュマロ食感で、「食感も楽しめるし、めちゃめちゃうまい」(高2男子)と若い世代に人気なんだそう。

参照元∶Yahoo!ニュース