「エビ中」星名美怜 ドライすぎる「契約終了」の表現にファン困惑「卒業(転校)とかじゃなく?」
アイドルグループ「私立恵比寿中学」の星名美怜(27)が25日、同日付で双方合意の上、契約終了し、グループを離れることを発表した。
自身のX(旧ツイッター)では、「私立恵比寿中学 星名美怜は、 2024年11月25日を以て双方合意の上、契約が終了いたしました事をご報告いたします」と報告。
「支えて下さっている皆様へ」と書き出された直筆メッセージには「このような形での発表になり、申し訳ございません」とファンへの謝罪の言葉を記しながら「私立恵比寿中学で活動してきた、14年間は、私の人生において掛け替えのない宝物です。携わっていただいたファンの皆様、関係者の皆様、そして大好きなメンバーには、感謝の気持ちで一杯です。支えてくださってありがとうございました」と思いをつづった。
最後には「今後、星名美怜としてミュージカル「NeoDoll」後の活動は未定ですが、和自身を支えていただけますと幸いです。星名美怜」と今後についても記した。
来年3月にさいたまスーパーアリーナでの公演を控えていた矢先の出来事。
突然すぎる発表に、SNSでは「こんなお別れの形は無理すぎる」「本当ちょっと待ってくれよ」「暫く気持ちの整理がつきそうにありません…何があったんだろう、、、」「ファンからしたら突然辞められるのが一番悲しいよ」などと、大きな衝撃が走った。
多くのアイドルがいつかはグループから出て、ソロとして活動したり、芸能界から離れる形で自立していく。
そのための定番の表現が「卒業」だ。
アイドルという学び舎(まなびや)から巣立ち、さらなる社会の荒波にもまれていくことを的確に表現した言葉。
古くは「おニャン子クラブ」河合その子が1986年、グループを離れる時に使用したのが初めてとも言われる。
それまでは「脱退」という表現が使われることも多かった。
アイドルに限らず、バンドなどでもメンバーが離脱する際にも常用されていたが、若干のネガティブな要素を含んでいたせいか、自然に「卒業」という柔らかい言葉に取って代わられていった。
一方で、あえて「脱退」という言葉でグループを去って行った人もいる。
「欅坂46」平手友梨奈は2020年1月、グループを離れる際に「脱退」という言葉をあえて使った。
理由は公表されなかったが、後戻りをしない平手の思い意思が感じられる表現だった。
今回の星名は、卒業でも、脱退でもない「契約終了」。
14年も在籍した愛着のあるグループを離れるには、ドライすぎる表現だけに、ショックを受けるファンも少なくなかった。
SNSには「卒業とかじゃなくて契約終了なんだ」「『卒業』じゃなくて『双方合意の上、契約が終了いたしました』なの、どういうことなんだよ…」「え?星名美怜さん契約終了!?卒業(転校)とかじゃなく?」「スタダ(スターダストプロモーション)との契約が終了したってことだよね?」と、困惑の声が広がった。
参照元∶Yahoo!ニュース