トランプ氏、石破首相との会談を見送り 就任まで外国首脳に会わない方針で「例外認めない」

ホワイトハウスの外観を撮影した画像

石破首相が南米ペルー・ブラジル訪問に合わせて調整していた米国でのトランプ次期大統領との会談は、見送られることになった。

トランプ氏陣営が来年1月の正式就任まで原則として外国首脳に会わない方針を決め、日本側に伝えた。

複数の日米外交筋が16日、明らかにした。

日本政府はトランプ氏の就任後、早期の会談実現を目指す。

陣営は、民間人が米政府の外交問題で外国政府と交渉することを禁じた1799年制定の法律を踏まえ、会談は困難と判断した。

2016年には当時の安倍首相が大統領就任前のトランプ氏と会談したが、「規律を重んじるスーザン・ワイルズ次期大統領首席補佐官らの意向で、例外を認めないことになった」(日本政府関係者)という。

トランプ氏は14日にアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領と会ったが、邸宅内でのイベントに参加したもので、陣営は正式会談と位置づけていない。

参照元:Yahoo!ニュース