オランダでサッカー試合後にイスラエル人サポーター襲撃 ネタニヤフ首相が救出機派遣指示
オランダ・アムステルダムで7日夜から8日未明にかけて、サッカー欧州リーグの試合の応援に来ていたイスラエル人サポーターたちが襲撃され、多数の負傷者が出た。
イスラエルのネタニヤフ首相は8日、「深刻な暴力事件」として、自国民を救出するため航空機2機を派遣するよう指示した。
英BBC放送などが報じた。
試合はアヤックス・アムステルダムがマッカビ・テルアビブを5-0で破った。
アヤックスはユダヤ系とされている。
親パレスチナ派デモ隊がスタジアムに入ろうとしたため、試合後に57人が拘束された。
その後、市中心部で複数の衝突があった。
襲撃したグループは黒い服を着ていたという。
SNSに投稿された動画には、男性が殴られる様子や誰かが車にひかれる様子が映っている。
試合前からトラブルがあり、何者かがパレスチナの旗を引きずり下ろしたのがきっかけとの報道もある。
イスラエルのベングビール国家治安相は「重大なリンチ事件。サッカーの試合を見に行ったファンが反ユダヤ主義に遭遇し、ユダヤ人でありイスラエル人であるという理由だけで、想像を絶する残酷な攻撃を受けた」とX(旧ツイッター)に投稿した。
オランダのスホーフ首相は、ネタニヤフ首相との電話会談で事件を非難し、「犯人たちは検挙されるだろう」と強調した。
参照元∶Yahoo!ニュース