今夏の熱中症搬送者数は過去最多の約10万人 死者は120人・重症が2178人 総務省消防庁「厳しい暑さが長期間続いた」
この夏の熱中症の搬送者数が過去最多だった。
2024年5月から9月に熱中症で救急搬送された人の数が、全国の累計で9万7578人だったと、総務省消防庁が発表した。
2023年の同じ時期よりも6000人以上多く、2008年の調査開始以降、最も多い搬送者数だ。
このうち、死亡した人が120人、長期入院などの重症が2178人だった。
熱中症の発生場所は住宅の中が38%と最も多く、搬送された人の57.4%が65歳以上の高齢者となっている。
総務省消防庁は「今年は9月が過去最多の搬送人員になるなど非常に厳しい暑さが長期間にわたって続いたことで救急搬送が増えた」と分析している。
参照元:Yahoo!ニュース