シンガポール初代首相の息子、「政治亡命」を表明

シンガポールのリー・クアンユー初代首相の息子、リー・シェンヤン氏は22日、国連難民条約に基づき政治亡中だと明らかにした。
リー・シェンロン前首相の弟であるシェンヤン氏は、「十分に根拠のある迫害の危険に直面しており、安全にシンガポールに戻ることができない」と英政府が判断したとフェイスブックに投稿した。
「最後の手段として亡命者としての保護を求めた。私は今もシンガポール国民であり、いつか安全に帰国できる日が来ることを願っている」と述べた。
チャンネル・ニュース・アジアによると、シンガポール政府は英紙ガーディアンに対し、迫害の主張は根拠がなく事実無根との立場を示した。
シェンヤン氏と9日に死去した妹のリー・ウェイリン氏は2015年に死去した父の自宅の処分を巡り、シェンロン氏と対立していた。
参照元:REUTERS(ロイター)