大濠公園にキノコが大量発生 担当者は触らないよう啓発

きのこを食べている人

福岡市中央区の大濠公園。管理事務所のスタッフが指さしたのは道の脇に生えた野生のキノコ。

公園の中には白色のものや手のひらサイズのものまでいたる所にさまざまなキノコが生えています。

10月16日、大濠公園の公式Xでキノコの大量発生を伝える投稿をしたところ画像の閲覧回数は6万回を超えている。

Q8月あまり出てこなかったのは?

「全然雨が降らなかったことが一番の理由。暑いと乾燥するので湿気がないと生えてこない」

例年は梅雨ごろから生えるということですが、2024年は記録的な暑さもありこの時期に生え始めているという。

ただ、この野生のキノコ、注意が必要だ。

福岡市食品安全推進課 平野尚人課長「(日本国内では)キノコは大体5000種類あると言われている。そのうち食べられると分かっているのは約100種類」

野生のキノコのほとんどが食べられない「毒キノコ」だ。

Q毒キノコを食べると?

「消化器系に影響を及ぼす。具体的には嘔吐であったり腹痛であったり」

現在、公園内のキノコは見つけ次第、スタッフが毎日除去しているというが、これからさらに生えてくることも予想される。

2008年には大濠公園で食用キノコと勘違いして採取した女性が自宅で毒キノコを調理し食べたところ激しい腹痛などに襲われる食中毒事故が起きている。

子ども連れも多く訪れる大濠公園。

間違って食べたりしないよう注意する必要がありそうだ。

Qキノコを見つけた場合は?

「触らないでそのままにしておけば職員が見つけて回収する。そっとしておいてほしい」

参照元:Yahoo!ニュース