佐賀県上峰町長が複数職員に「バカか」など発言 3時間に及ぶ叱責も、一部パワハラ認める
佐賀県上峰町の武広勇平町長(45)は15日、2009年の町長就任以降、複数の町職員に対して「バカか」などと発言したり、机をたたきながら長時間叱責したりしたことを明らかにした。
自身の発言の一部について「パワハラに当たる」との認識を示した。
一部報道でパワハラ疑惑を報じられ、記者会見を開いた。
武広町長によると、町議会の答弁準備や、町の事業の進め方を巡り、職員を強い口調で指導。
叱責は約3時間に及ぶこともあり、「役立たず」「給料泥棒」といった発言も「あったかもしれない」と認めたが、職員への暴力は否定した。
町が交渉する取引企業に対しても、「強い口調になったことがあった」とした。
一連の発言について、武広町長は「業務上、必要で相当な範囲だったと認識していたが、不快な思いをした人がいたなら、今後は気をつけたい」と釈明。
再発防止策として、自身がパワハラ防止の研修を受講するほか、公益通報の窓口を外部に設けることを検討する方針を示した。
武広町長は29歳だった09年3月の町長選で初当選し、当時の全国最年少首長となった。
現在4期目。来年3月の町長選への立候補を表明しており、出馬意向は撤回しない考えを示した。
参照元:Yahoo!ニュース