ドル148円前半まで一時下落、2カ月ぶり高値圏で売り先行

円安の為替変動をイメージした写真

ドルは仲値を経て一時148.32円まで下落した。

2カ月ぶり高値圏となる上値では、短期筋の利益確定に実需の売りも加わったもようだが、米金利も2カ月ぶり高水準へ上昇する中、公示後は148円半ばへ切り返してきた。

みずほ証券チーフ為替ストラテジストの⼭本雅⽂氏は「利下げ局面入り後も(米国の)政策金利は歴史的高水準にとどまり、経済指標は一進一退となる可能性が高い。市場の期待は、0.25%の利下げをメインシナリオとして、据え置きと0.5%利下げとの間で変動し、ドル/円も上下に振れやすい展開が続くだろう」と話していた。

参照元:REUTERS(ロイター)