ヒズボラがイスラエルにロケット弾 通信機器の一斉爆発受け“虐殺に対する反撃” アルジャジーラの西岸支局に閉鎖命令

紛争に参加している兵士をイメージした写真

イスラエルとの間で緊張が高まっているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、通信機器の爆発に対する「反撃」をしたと発表した。

ヒズボラは22日、イスラエル北部にある軍事施設などに向けてロケット弾を発射したと発表した。

通信機器が相次いで爆発し、「虐殺」が起きたことに対する反撃だとしている。

イスラエルメディアによると、少なくとも3人がけがをした。

イスラエル軍は数時間の間に100発以上の攻撃を受けたとし、ヒズボラに対して対抗措置を取っていると発表、さらに攻撃を強めるとしている。

一方、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラにある支局が22日朝にイスラエル軍の襲撃を受けたとする様子を中継で伝えた。

発砲音が聞こえたほか、催涙ガスも使用されたとしている。

イスラエル軍から、45日間、支局を閉鎖するよう求められたという。

イスラエルは5月にアルジャジーラの国内での報道活動の停止を決定し、非難の声があがっていた。

参照元:Yahoo!ニュース