不同意性交容疑が不起訴の佐野海舟の招集に協会が見解「環境を考慮した上で判断」

サッカー選手をイメージした写真

日本サッカー協会が、7月に不同意性交容疑で逮捕された後に不起訴となったドイツ1部マインツの元日本代表MF佐野海舟(23)の、今後の招集について見解を示した。

佐野は都内のホテルで女性に性的暴行をしたとして、不同意性交容疑で逮捕された。

その後、8月に知人の男性2人とともに不起訴処分が出ている。

今夏に移籍したマインツでは、すでにプレーを続けており、今後活躍を続ければ実力的には代表復帰の可能性も十分に出てくる。

19日に行われた日本サッカー協会の理事会後、都内のJFAハウスで会見した湯川和之専務理事は佐野の今後の招集について言及。「佐野選手については、呼ぶ呼ばないといったところは環境がどうなのかを考慮した上で判断していく」と方針を明らかにした。

そして「サッカー協会の中では、しっかりプレーできる状態なのかどうなのかの判断もあるし、やはり招集ごとなので、われわれがリクエストして、そこはクラブとの話し合いににもなってくる」と語った。

1月末に性加害が報じられて代表から離脱したMF伊東純也(スタッド・ランス)は、8月に出た不起訴を経て9月の北中米W杯アジア最終予選から復帰を果たした。

今後は佐野の招集について注目が集まる。

参照元:Yahoo!ニュース