台風14号 18日~19日頃に沖縄に接近 23日にかけての3連休は秋雨前線で大雨

台風情報をチェックしている人

台風14号は18日~19日頃、沖縄に接近する見込み。

台風の進路等によっては警報級の高波や大雨になるおそれがあるため、今後も最新の台風情報をチェックしよう。

20日頃から秋雨前線が本州付近に停滞するため、23日にかけての3連休は東・西日本の太平洋側を中心に雨の量が多くなるおそれがある。

今日16日午後3時現在、大型の台風14号はマリアナ諸島付近にあって、1時間におよそ20キロの速度で北上している。

台風は今後も日本の南を北上し、18日~19日頃にかけて比較的速いスピードで沖縄に近づくだろう。

台風の接近に伴い、南西諸島ではうねりを伴って波が高くなりそうだ。

【17日に予想される波の高さ】
沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
大東島地方  4メートル うねりを伴う
先島諸島   3メートル うねりを伴う

【18日に予想される波の高さ】
沖縄本島地方 5メートル うねりを伴う
大東島地方  5メートル うねりを伴う
先島諸島   3メートル うねりを伴う

沖縄本島地方や大東島地方では、18日から19日頃はシケになる見込み。

高波に十分注意してほしい。

台風の進路等によっては、大シケになるおそれがある。

【風の予想】
17日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
大東島地方 北東の風 15メートル (25メートル)
18日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 北東のち南東の風 20メートル (30メートル)
大東島地方  北東のち南東の風 20メートル (30メートル)
沖縄本島地方や大東島地方では、18日は急激に風が強まり、非常に強い風が吹くだろう。

荒れた天気になるので、十分注意してほしい。

【18日18時までの24時間予想降水量(多い所)】
沖縄本島地方 100ミリ
大東島地方   50ミリ
先島諸島    50ミリ

【19日12時までの24時間予想降水量(多い所)】
沖縄本島地方 80ミリ

沖縄本島地方では、18日は雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨になるおそれがある。

土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意してほしい。

沖縄本島地方では、18日は大潮により潮位が高くなる影響と台風の影響で潮位が高くなるため、海岸や河口付近の低い土地での高潮による浸水や冠水にも注意が必要だ。

19日にかけては晴れる所が多く、東海から九州は猛暑日(最高気温が35℃以上)が続くだろう。

9月半ばとは思えない記録的な暑さになる所もありそうだ。

東京都心でも猛暑日になる日があり、猛暑日最晩記録を更新する可能性がある。

屋外で作業される方や、運動会の練習など屋外で活動する際は、夏場と同様の熱中症対策を行ってほしい。

また、午後は晴れる所でも、にわか雨や雷雨の可能性があるので、天気の急変に注意してほしい。

19日は北海道の西から前線を伴った低気圧が近づき、20日頃にかけてオホーツク海で発達する見通し。

北日本付近は一時的に西高東低の冬型の気圧配置になり、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むだろう。

北海道や東北では断続的に雨で、北海道の標高の高い山岳からは雪の便りが届くかもしれない。

風も強まり、荒れた天気になるおそれもある。

20日頃からは、本州付近に秋雨前線が停滞しやすいだろう。

台風14号とは別に「新たな熱帯擾乱(台風あるいは熱帯低気圧)」が発生し、前線に向かって「熱帯由来の暖かく湿った空気」が流れ込むため、前線の活動が活発になることも考えられる。

23日(振替休日)にかけての3連休は雨の降る所が多く、前線に近い所では発達した雨雲がかかりやすいだろう。

東・西日本の太平洋側を中心に雨の量が多くなるおそれがある。

屋外でのレジャーやイベントを予定されている方は、最新の気象情報を確認するようにしてほしい。

東海から九州、沖縄では、日差しが少ない日でも30℃くらいまで上がり、蒸し暑いだろう。

一方、秋雨前線の北側に入る関東や北陸、東北では、厳しい暑さは収まりそうだ。

北海道では秋晴れが続いて、次の3連休は行楽日和になるだろう。

24日以降も秋雨前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多いだろう。

日差しの出る日も、にわか雨や雷雨の可能性がある。

この期間の最高気温は平年より高い日が多く、特に東海から九州、沖縄では30℃前後まで上がるだろう。

9月も終わりに近づいているが、ムシムシとした不快な暑さになる日もありそうだ。

関東も25℃以上の夏日が多く、蒸し暑さが続く。

北海道では22℃前後で、秋の訪れを実感することができるだろう。

参照元:Yahoo!ニュース