列島厳しい残暑で海に異変 イソギンチャクが白く変色

白いイソギンチャク

日本列島は11日も厳しい残暑。

海の中の“色”がおかしくなっている。

11日、九州では大分県で最高気温37.8℃。

関東でも埼玉県などで猛暑日を記録した。

暑すぎる夏は海の中にも影響。

“色”がおかしくなっている。

沖縄の海は本来、色鮮やかなサンゴ礁が広がっているはずが。

今、真っ白になっている。

白くなったのは、サンゴだけではない。

なんとイソギンチャクまで真っ白に。

先月7日のサンゴは約20日後には色がほとんど抜けて真っ白に。

サンゴの研究をしている琉球大学・波利井佐紀教授:「現在、サンゴは白化しているが、多くはまだ生きている状態」

白くなったのは、暑すぎる夏で海水温が上がったことが関係している。

通常、サンゴやイソギンチャクは体内のプランクトンの色が透けて見えている。

しかし、このプランクトンは高温に弱く、水温が上がるとサンゴから抜けていき、サンゴが白くなってしまう。

波利井佐紀教授:「海水温が高い状態が続くと、白化が続いて死んでしまう」

沖縄では、海水温が30℃前後の高温が続いている。

参照元:Yahoo!ニュース