「団結の精神」? バイデン氏がトランプ氏の帽子かぶる一幕

アメリカ大統領をイメージした写真

バイデン米大統領(民主党)が11日、東部ペンシルベニア州シャンクスビルで2001年の米同時多発テロの追悼行事に出席した際、参加者の求めに応じて、トランプ前大統領(共和党)の選挙グッズである「トランプ 2024」のロゴ入りキャップをかぶる一幕があった。

11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ氏の陣営は、ソーシャルメディアへの投稿で「支持をありがとう、ジョー(バイデン氏)」と宣伝した。

ホワイトハウスによると、バイデン氏は、同時テロでハイジャックされた航空機が墜落した現場で救助作業にあたった消防団を訪問。

消防団関係者や犠牲者遺族らを前に、同時テロ後の「党派を超えた団結」について語ると、参加していたトランプ氏の支持者から「団結の精神」を表すためにキャップをかぶるよう求められたという。

20年大統領選で争った2人は、11月に再対決する予定だった。

しかし、6月の討論会で失態を演じたバイデン氏が選挙戦から撤退。

11日のニューヨークでの追悼式典で、討論会後初めて顔を合わせていた。

参照元:Yahoo!ニュース