ランチ代が過去最高 あなたはいくら? 街の人の“お昼事情”最重視はタイパ 休憩の「理想と現実」

昼食のランチを食べている会社

働く人たちは平日、どんなランチを食べているのか。

ある調査によると平均予算は過去最高額で、ほとんどの食べ方で前年より増額していた。

街の人には、ランチ事情や節約のコツを聞いた。

理想と現実に開きがある昼休憩の時間についても考える。

関東のスーパーや道の駅を取材そこで今回は、「ランチ代が過去最高…理由は?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説する。

森圭介アナウンサー「リクルートのホットペッパーグルメ外食総研が、働く人の平日のランチ代について調査した。

首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の男女約5500人が回答し、平均予算は過去最高額となった

「『平日のランチどうしてますか?』という質問に対して、5位は、『外食店内での食事』で7.8%、4位は『社食・外食』で8.5%、3位は『自分・家族等が作った弁当』で19.2%、2位は、コンビニなどの『小売店・飲食店で購入した食事』で20.4%でした」「1位は『自炊・家族等が作った食事』だ。

コロナ禍で増えたリモートワークをする会社員の他、自営業の方で、家で食べるという方が多く、31.1%の割合だった。

ただ一昨年は34.9%、去年は31.4%で少しずつ減っている。

つまり、家で食べる人が少なくなっている。

リモートワークで働く人が減って会社に出てきているようになっているのではないか、ということも言える。

皆さんはランチにいくらぐらいかかっているのか、東京・有楽町で聞いてみた。

育休中(20代)「夫の職場が渋谷なんですけれども、昼食代は多分1200円から1500円ぐらいしてるので、そこはかなり苦しいなと」

美容関係(20代)「銀座のランチだと1000円ちょっとの定食とかが多いですね。高いです」「毎日ランチは行けないですね」

夫婦(20代)「(お弁当には)前の日の残り物を入れたり、週末にまとめて作り置きをして、詰めて持ってくだけみたいな感じ。あまり物が多いかな。300円ぐらいでおさまるんじゃないかな」

1人暮らしの大学生(20代)「普段はやっぱりカップ麺が多いかなって思います。やっぱりコンビニとかよりはドラッグストアの方が安いと思うので、そういうところでちょっと多く買って学校に置いておいて…」

普段午後から出勤する教育関係(40代)「家で食べれば50円とか?残り物とかだから、そんなにかかってないかな」

この調査では、全体の平均予算は過去最高額の452円だった。

最も安かったのが『自炊または家族等が作った食事・弁当』で平均392円。社食・学食』は519円だった。

また、年代別の調査結果を見ると、平均予算が一番低かったのは50代女性で344円。

一方で一番高かったのは60代男性で565円だった。

「アサヒグループ食品が、働く20代~50代の800人に、お昼の休憩時間について去年3月に調査した。

出社した日のランチで最も重視することを聞いたところ、『おいしい』は13.0%、『コスパが良い』が25.8%、一番多かったのは『タイパ』だった。

パッと食べられるのが重要視されている。

参照元∶Yahoo!ニュース