収穫時期に台風直撃 温州ミカン農家が悲鳴 突然の進路変更に対策追いつかず「どうか被害なく育ってほしい」

みかんを栽培している農家

27日午前9時に「非常に強い」勢力に発達した台風10号。

午後5時現在はゆっくりと北上を続け、奄美地方に接近している。

午後5時現在、日南市は雨が降っていない。

温州ミカンを育てている「ノダ農園」。

ここは温州ミカンの中でも、日南1号という宮崎県の名産のミカンが生まれた畑でもある。

まもなく収穫の時期を迎えるという時に、台風が来てしまうという。

強い風が吹くと、葉っぱや枝がぶつかることで傷ができてしまう。

対策としては、下に垂れている枝を奥の太い幹部分にくくりつけて、枝が揺れないようにする対策を本来すべきであるというこだが、全く作業が追いついていない。

73歳と77歳の夫婦によって営まれている100アールほどもあるミカン農家で、突然、台風が西に進路を変えてきたため、全く対策ができていないという。

あと10日間ほどで収穫の時期という。

この10日間で甘酸っぱい味わいの酸っぱさが抜けて、これから甘くなってくるという時期だという。

夫婦は「どうにか台風による被害なく、甘いミカンに育ってほしい」と話していた。

参照元∶Yahoo!ニュース