リビア東部、2油田が操業停止
国家分裂状態にあるリビアで東部にある2つの油田が操業停止となった。
別の1つの油田でも減産が実施されている。
現地のエンジニアがロイターに明らかにした。
これに先立ち、リビアの東部トブルクを拠点とする勢力は26日、東部地域の油田を閉鎖し、生産と輸出を停止すると発表していた。
計画が実行に移されていることが明らかになった。
西部にある首都トリポリに拠点を置く暫定政権とリビア国営石油会社(NOC)は、東部油田の操業停止を確認していない。
リビアにある油田のほとんどは東部地域にあり、トブルク派勢力の有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が支配している。
現地のエンジニアによると、東部のアマル油田とナフーラ油田の操業が27日に停止され、アブ・アティフェル油田でも減産が実施されている。
参照元∶REUTERS(ロイター)