「凄すぎる」「ガチで滝」 市ケ谷駅の冠水が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も 東京メトロに経緯を取材

ゲリラ豪雨をイメージした写真

8月21日夕方から東京都心をゲリラ豪雨が襲い、新宿区や港区などに大きな被害をもたらした。

なかでも、市ケ谷駅(千代田区・新宿区)が冠水した様子はSNS上に写真や動画などで投稿され、日本中に衝撃を与えた。

ねとらぼ編集部では、東京地下鉄(東京メトロ)にその経緯や現状を取材した。

SNS上に投稿されたのは、市ケ谷駅の階段に大量の水が流れ、冠水している様子など。

なかには、同じく冠水した市ケ谷駅周辺の様子も投稿されていた。

それらの写真や動画には、「ヤバっ…」「凄すぎる…」「ガチで滝」など、衝撃を受けたという声が多数寄せられている。

東京メトロ広報部「現在は運行には全く問題ない」 東京メトロ広報部の担当者は、ねとらぼ編集部の取材に対し、ゲリラ豪雨時の市ケ谷駅での対応について、「駅の出入り口に雨や水を止める『止水板』という板を閉めようとしたのだが、一時的に大量の雨が降ったためあまりにも水の勢いが速くて、閉められていなかった。

そこで緊急の対応として駅にあるシャッターを閉め、シャッターの下に土のうを設置したものの、水が流れ込んで駅が一部冠水してしまったというのが経緯です」と説明した。

担当者は現在の状況について、「現時点ではすでに市ケ谷駅の水は全て排出しており、運行には全く問題ございません」とコメント。

6番出入口のみ被害が残っているようで、「6番出口のシャッターが壊れてしまい、現在も閉鎖している。復旧は9月上旬を見込んでいます」と述べている。

なお、ゲリラ豪雨をめぐっては、8月21日夜ごろから新宿駅のデジタルサイネージの表示が大きく乱れている、という報告もSNS上で複数上がっている。

サイネージを撮影した写真を添付する投稿もあり、いずれの投稿でもサイネージの表示が大きく崩れていることが確認できる。

参照元∶Yahoo!ニュース