インド、医師の労働安全巡り作業部会 暴行事件受け最高裁が命令

インドの国旗を撮影した写真

インド最高裁は20日、医師の職場の安全対策について勧告を行う医師タスクフォースの設置を命じた。

西ベンガル州の州都コルタカの病院に勤務する女性研修医が性的暴行を受けて殺害された事件を受け、国内全土で医師が抗議活動を繰り広げている。

最高裁はまた、警察に対し今月9日の事件の捜査状況について22日に報告書を提出するよう指示した。

事件後、各地の医師は救急以外の診療を停止し、安全な労働環境の確保や当局による迅速な刑事捜査を要求してきた。

事件では31歳の女性研修医が死亡。

ボランティア職員が逮捕・起訴されている。

参照元:REUTERS(ロイター)