定員割れで看護専門学校「閉校」相次ぐ 約5人に1人が「75歳以上」超高齢化社会「2025年問題」 医療ニーズに応えきれなくなる懸念

全国で、看護学校の入学者数が減少傾向にある。

少子化の影響などで定員割れが続き、閉校を決めた学校も相次いでいる。

超高齢化社会に突入するとされる「2025年問題」を控えるなか、医療体制を維持できるのかと不安を感じる。

仕事に追われ続ける現場の看護師が日々感じること、それは、「きょうも医療ミスや医療事故が起きなくて良かった」ことだと話す。

鳥取県米子市にある米子医療センター附属看護学校が、2026年度末で閉校することがわかった。

米子医療センター附属看護学校は、1954年に開校した3年課程の専門学校。

米子医療センターによると、4月の入学生を最後に2026年度末で閉校することが決まったということだ。

1学年の定員は40人だが、新年度の生徒数は30人。

閉校を決めた背景には、少子化の影響などで定員割れが続いていることに加え、近年は専門学校ではなく、大学進学を志望する人が増えている傾向もあり、今後、生徒数が増える見込みがないためとしている。

参照元:Yahoo!ニュース