「ちゅーる」に「紅麹」表記 SNSで不安の声 製造・販売元は関連否定も
愛犬・愛猫家の多くがペットにあげた経験のあるペースト状フード「ちゅーる」シリーズ商品の原材料に、小林製薬(大阪市)が製造したサプリメントを巡る健康被害で問題となっている「紅麹(こうじ)」の表記があることが27日に分かり、SNSを中心に不安の声が上がっている。
製造・販売元は同社との関連を否定している。
製造・販売するいなばペットフードのホームページによると、一部商品の原材料に「紅麹色素」や、着色料として「紅麹」の表記がある。
同社は同日までにホームページで「小林製薬販売の紅麹を含む健康商品が腎疾患等を生じさせる可能性が明らかとなり、同社が回収に至ったとの報道がありましたが、現状弊社使用の紅麹色素につきましては、小林製薬が供給している関連原料と一切の関係はございません」としたうえで、「大変ご心配をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントを掲載した。
2012年発売の「ちゅーる」は、おやつやフードとして犬や猫に好まれることからヒット商品となり、ペット用おやつ商品の市場を拡大。
日常的に与えている世帯も多く、このニュースはSNSを中心に反響が。「安全性に問題がないかハッキリさせてくれないとあげるの控えたくなる」「例の会社のではないみたいだけど、入ってるのは入ってるから大丈夫か不安ではある」などの投稿があった。
参照元:千葉日報