自民・維新党首共同会見 議員定数削減法案で高市首相「来年には成案を」吉村代表は自民に謝辞も野党を批判

自民党総裁の高市首相と日本維新の会の吉村代表は、16日午後5時半過ぎから国会内で会談し、衆院議員の定数削減法案の今国会での審議入りを断念し、年明けの通常国会での成立を目指す考えで合意した。
会談後の共同会見で高市首相は、定数削減法案について「来年には成案を得ることができるように力を合わせていきたいと考えている」と述べた。
吉村代表は「非常に難しい法案を自民党でまとめていただいたことに感謝申し上げた」と与党の結束をアピールする一方で、「提出したにも関わらず審議すらされずに国会が終わるのは非常に残念」と、野党の対応を批判した。
自民・維新両党の連立政権合意書は、衆院議員の定数削減法案を「今国会で提出し、成立を目指す」と明記していた。
両党は、法案の提出にはこぎ着けたものの、先に提出された企業・団体献金の規制を強化する法案から順に審議すべきだと野党が強く反発したため、定数削減法案は審議されないまま今国会は17日に会期末を迎える。
参照元:Yahoo!ニュース
