中ロ、日本海で潜水艦撃沈の合同演習 米原潜配備発表から数日後

ロシア国防省は6日、同国と中国の海軍が日本海で敵の潜水艦を捜索、撃沈する演習を実施したと発表した。
トランプ米大統領は1日、原子力潜水艦2隻をロシア周辺に配備したと発表していた。
国防省によると、演習には中国の「Y―8」 対潜哨戒機、ロシア太平洋艦隊の「Il―38」哨戒機、およびヘリコプターの乗組員らが参加。
同省は「効果的な協力行動の結果、『敵の』潜水艦は速やかに発見され、模擬破壊された」と説明した。
演習は過去1週間に行われた海軍合同演習の一環。
2022年にロシアがウクライナに侵攻する直前、両国は「無制限」の戦略的パートナーシップを結び、定期的な軍事演習を実施している。
トランプ氏は1日、ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)が核兵器使用に触れたことへの対応として、原潜配備を命じたと発表。
ロシア大統領府は今週、米潜水艦が戦闘態勢にあるのはいつものことだとして発表を特別視しない姿勢を示した。
参照元:REUTERS(ロイター)