国内最高齢となった114歳女性は80歳まで産婦人科医「往診で歩き回ったのが今の元気の源」 奈良・大和郡山市

国内最高齢となった奈良県大和郡山市在住の賀川滋子(かがわ・しげこ)さん(114)が、長生きの秘訣について「産婦人科医として働いていたころに往診で歩き回っていたのが今の元気の源になっている」と語った。
厚生労働省によると、国内最高齢だった大分県中津市の広安美代子さんが29日に亡くなり、明治44年5月28日生まれで114歳の賀川さんが最高齢となった。
市によると、賀川さんは大和郡山市で育ち、産婦人科医や内科医として80歳を超えても活躍していたという。
現在は家族と一緒に暮らし、3食きちんと食べ、デイサービスでは書道を楽しんでいるという。
長生きの秘訣について、賀川さんは「秘訣はない、特別なことは何もしていない。産婦人科で働いて頃、夜の遅くでも休みの日でも往診で歩き回っていたので足が強い」と語り、今後について、「これからも毎日、元気やったらいい」と話したという。
大和郡山市の上田清市長は「産婦人科医としてたくさんの命を守っていただいたことが日本一の長寿につながったのではないでしょうか。これからも素敵な笑顔で私たちを元気づけてください」とコメントしている。
参照元:Yahoo!ニュース