南ア中銀、0.25%利下げ決定 インフレ目標レンジ下限目指す

南アフリカ共和国の国旗を撮影した写真

南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)の金融政策委員会(MPC)は31日、政策金利のレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて7.00%にすると決定した。

ロイターがまとめたエコノミスト調査の予想中央値と一致した。

クガニャゴ総裁は記者会見で、決定は全会一致だったと説明。

インフレ率については、3─6%の目標レンジ下限を目指すとした上で「これにより金融政策余地が拡大し、ショックに対する枠組みがより強固になる」と述べた。 

南アフリカ統計局が発表した6月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は3.0%と、中央銀行の目標レンジ(3%─6%)下限となった。

ロイターがまとめた市場予想と一致し、5月の2.8%から加速した。

参照元:REUTERS(ロイター)