伊藤園、抹茶製品を9月から値上げ インバウンド需要増で原料不足

伊藤園の本社の外観を撮影した写真

伊藤園は31日、お点前用やお茶会用の抹茶製品計19品の希望小売価格を9月1日から48.8-100%値上げすると発表した。

ティーバッグ茶や顆粒茶など「緑茶リーフ製品」も10月1日に3.3-50%値上げする。

就農者の高齢化などで生産量が減少する中、緑茶・抹茶製品の需要は世界的に拡大。

国内ではインバウンド(訪日外国人)による需要増により需給バランスの乱れが発生し、茶業界全体で原料不足による価格高騰が続いており「企業努力だけでは安定的な供給を維持することが困難」としている。

参照元:REUTERS(ロイター)