MLB激震 3年連続セーブ王に賭博疑惑、8月末まで有給休暇処分に 機構発表

メジャーリーグ機構(MLB)は28日(日本時間29日)、ガーディアンズのエマヌエル・クラセ投手をスポーツ賭博関連で調査し、8月31日まで懲戒処分を伴わない有給休暇としたと発表した。
クラセは2019年にガーディアンズでメジャーデビュー。
昨季は自己最多47セーブを挙げるなど、2022年から3年連続で最多セーブのタイトルを獲得している。
今季は48試合に登板して5勝3敗24セーブ、防御率3.23。
オールスター戦には3度選出され、通算182セーブを挙げている。
ガーディアンズは52勝53敗のア・リーグ中地区2位。
首位のタイガースとは8ゲーム差で、2022年から5年契約で来オフにFAとなるクラセは、今夏のトレード市場でも注目選手となっていた。
ガーディアンズではルイス・オルティス投手も野球賭博関連で同じ処分を受けている。
球団が発表した声明全文は以下の通り。
「スポーツ賭博調査の一環として、エマヌエル・クラセは非懲戒の有給休暇となっていると、ガーディアンズはMLBから通達されました。MLB選手会との合意に基づくものです。他の選手や球団職員は影響を受けない見込みとの連絡を受けています。ガーディアンズは現時点ではさらなるコメントをすることが許可されていません。そして全面的な協力を継続する中で、リーグの調査に関するプロセスを尊重していきます」
参照元:Yahoo!ニュース