自民保守系落選相次ぐ 佐藤正久、山東昭子、赤池誠章、杉田水脈、和田政宗、長尾敬各氏ら

自民党をイメージした写真

20日投開票の参院選の全議席が確定し、自民党の保守系候補の落選が相次ぐ事態となった。

自民の左傾化が懸念される一方、保守系の有村治子元女性活躍担当相は5回目の当選を果たした。

比例代表で落選した保守系候補は「ヒゲの隊長」の愛称で知られる佐藤正久幹事長代理、山東昭子元参院議長、保守系グループ「保守団結の会」で代表世話人の赤池誠章氏、杉田水脈元衆院議員、和田政宗参院内閣委員長、長尾敬元衆院議員ら。

長尾氏はX(旧ツイッター)で、「真の独立国家日本を取り戻す」と選挙戦に臨んだ決意を振り返った上で、「皆さまのあらゆるご支援を全て無駄にしてしまい、政治家として万死に値すると思っております」と苦渋の思いを書き込んだ。

杉田氏もXで、「素晴らしいスタッフに囲まれて悔いのない活動ができました。なにより、私のことを信じて応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます」と謝意を示した上で、「これからも日本のため、力を尽くして参る所存です」と誓いを新たにした。

今回、自民の比例代表の獲得議席は平成22年参院選と並ぶ過去最低の12議席に落ち込んだ上、令和元年の参院選から導入された特定枠で、舞立昇治、福山守両氏が優遇されたため、残る29人の候補で10議席を争う展開となった。

参照元:Yahoo!ニュース