台風6号「ウィパー」接近 香港でフライト数百便欠航

香港は20日朝、台風6号「ウィパー」の接近に伴い、最も高いレベルの台風警報を発令した。
市内では、授業の中止やフライト数百便の欠航が決まった。
香港天文台によると、台風は午前10時(日本時間同11時)時点で、香港の南東約60キロの位置にあった。
香港島の東海岸沖では、巨大な波が観測された。
天文台は、台風警報として最も高いシグナル10を発令し、「平均風速が時速118キロ(秒速約32.8メートル)以上の強風が予想され、香港に重大な脅威をもたらす」と警告した。
「台風の目の壁雲の影響で、域内南部では猛烈な暴風が吹いている」と天文台は述べ、住民に「破壊的な風に警戒するよう」呼びかけた。
香港空港管理局の担当者は20日、天候の影響で約500便のフライトがキャンセルされたと発表。
同日後刻に、約400便が離着陸する予定だと述べた。
当局は、すべての全日制学校および幼児教育施設での授業を中止した。
参照元:Yahoo!ニュース