ECB、関税以外のリスク警告 安保・資本フローなど

欧州中央銀行の外観を撮影した写真

欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は9日、世界情勢を評価する上で安全保障上の懸念や海外投資家の扱いなど関税以外のリスクも考慮する考えを示した。

ブリュッセルで開かれたイベントで「この不確実性は新たな関税制度の調整にとどまらず、より広範な非関税障壁の可能性、経済政策と安保政策のより深い結び付き、海外ポートフォリオ投資家と海外直接投資家の待遇見直しの可能性も含んでいる」と述べた。

参照元:REUTERS(ロイター)