エプスタイン事件、「トランプ政権が情報隠ぺい」7割 世論調査

アメリカの国旗を撮影した写真

性的人身売買で起訴され、2019年に勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告に関する情報をトランプ政権が隠ぺいしていると考えている米国人が約7割に上ることがロイター/イプソスの調査で明らかになった。

15─16日に行われた世論調査で、政府がエプスタイン被告の顧客の詳細を隠ぺいしているとの見方に同意するとの回答は69%で、同意しないとの回答は6%、分からないと答えたのは約25%だった。

トランプ政権の一部高官はエプスタイン元被告とその「顧客」に関する重大な情報を明らかにする文書を公開すると表明し、トランプ氏の支持層の幅広い関心を呼んだ。

しかし政権が先週この方針を撤回したことから、一部の支持者から反発を招く結果となった。

今回の世論調査によると、共和党支持者の約3分の2がエプスタイン氏のビジネスの詳細を政権が隠しているとみている。

トランプ氏の事件への対応を支持すると答えたのは全体で17%にとどまった。

共和党支持者では35%が支持すると答えたのに対し、不支持は29%で、残りは分からないまたは回答なしだった。

参照元:REUTERS(ロイター)