英建設業PMI、6月は48.8に上昇 6カ月ぶり高水準も低迷続く

建設業をイメージした写真

S&Pグローバルがまとめた6月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は48.8と、5月の47.9から上昇し、6カ月ぶりの高水準となった。

ただ、好不況の分かれ目となる50を依然として下回っている。

市場予想は48.4だった。

住宅部門は昨年9月以来初めて拡大した一方、商業用不動産部門は2020年半ば以降最も速いペースで縮小した。

S&Pグローバルのエコノミクスディレクターのティム・ムーア氏は「多くの建設会社が望ましくない国内経済情勢や不安定な顧客の景況感を背景に全体的な仕事量の減少を示唆する中、新規受注全体の減少ペースが加速した」と述べた。

事業活動への期待は22年12月以来の低水準に落ち込んだ。

参照元:REUTERS(ロイター)