ナイキなどアパレル銘柄が上昇、米・ベトナムの貿易協定合意受け

アメリカの国旗を撮影した写真

2日の米株式市場で、スポーツ用品小売大手ナイキなどのアパレル関連銘柄が上昇。

トランプ米大統領が、アパレルの生産拠点とされるベトナムと貿易協定で合意したと発表したことが材料視されている。

トランプ大統領によると、ベトナムからの輸入品には20%の関税、第3国からの積み替え品には40%の関税が課せられる。

これらはトランプ氏が当初発表していた46%を下回る水準。

ナイキは約3.6%高、アンダーアーマーは2.3%高、 リーバイ・ストラウス(リーバイス)は1.6%高。

ギャップやアバクロンビー・アンド・フィッチなども上昇した。

モーニングスター・リサーチのアナリスト、デイビッド・スワーツ氏は米国とベトナムの合意について、投資家らがベトナムやその他の国に対する「関税の脅しの多くが撤回される兆候と受け止める可能性がある」と述べた。

参照元:REUTERS(ロイター)