米控訴裁、トランプ氏の州兵指揮権認める 地裁判断停止を維持
米カリフォルニア州サンフランシスコに本部を置く第9巡回区控訴裁判所は19日、州兵に対するトランプ大統領の指揮権を認め、トランプ氏が州兵をロサンゼルスに違法に動員したとする地裁判断を引き続き停止した。
地裁は12日、トランプ氏に対し、カリフォルニア州兵の指揮権を同州のニューサム知事に返還するよう命令。
その数時間後に控訴裁が同命令を一時差し止めていた。
控訴裁のパネルは、トランプ氏が1期目に任命した2人の判事と、バイデン前大統領が任命した1人の判事で構成されている。
ニューサム氏は判決後、Ｘに「大統領は王ではないし、法の上にいるわけでもない」と投稿。
「われわれはトランプ大統領による米軍兵士の市民に対する権威主義的な動員に異議を申し立てる」と述べた。
参照元：REUTERS（ロイター）
